新築の家を建てるメリット、デメリットを考えてみる

新築注文住宅

前回、住宅展示場に行ってからしばらく時間が経ちましたが、いまだに建てるかどうかも決まっていなかったので、今度は家を建てるメリット、デメリットから考えてみました。

家を建てるメリット

①駐車スペースが確保できる

住宅街でピアノ教室をやっていると気を遣うことがいろいろあるのですが、例えば車の送り迎えに対する近隣宅への気遣いなどです。送り迎えは家の前で乗り降りをするのでご近所様にもご迷惑をお掛けしてないかと気になるところです。

実家の土地であれば駐車スペースを確保できるので、その問題が解決できます。

②子供たちの安全性

いまの家があるところには妻の両親が若い頃に移り住んだのですが、最近になって近所の方がかなりクセが強いことが分かってきました。特に気になるのが警察から通知がくる不審者情報の対象となっている方がご近所ということです。その方も昔から住んでおられて今まで存在すら感じなかったのですが、ここ1年くらいでよく見かけるようになりました。

面識のない女性や子供にだけ無言で手を振ってくるそうで、それ以上何かされるわけでもないので私は気にしていませんが、見ず知らずの方に手を振られるのを皆さん不気味がって通報されるようです。

私の実家周辺だと高齢者が多く比較的穏やかな地域なのでこの問題もクリアできます。

③生活動線がよくなる

リビングが一階になれば生活動線が一気によくなります。二階へ荷物を運ぶこともなくなり、買い物帰りの駐車場からのアクセスもよくなりますし、また洗濯動線もよくなります。

④断熱性能が上がり暖かくなるはず

これはあくまで予想ですが、今の家は40年以上前の家で、今とは断熱基準が違うので、かなり断熱性能が低い感じがします。窓も二重サッシにはなっていないので、冷気が直接入ってきている感じがしますが、最近の家は断熱性能も上がっているのでこの点も改善されます。

⑤一から家作りができる

新築なら自分達の希望を元に理想の家を作っていくことができます。私は昔から建物のデザインや構造が好きで、実際にリフォームや小さな物置小屋などを作ったりしてきました。

自分が思い描く外観や間取りで家が作れるのは私にとってこの上ない喜びです。

家を建てるデメリット

都市部やアクセスの良い場所であれば不動産資産価値が上がっていくものもありますが、家は建てた瞬間から劣化していくので、基本的には資産価値が下がっていきます。

なので家賃がかからず住めるところがあるのに、わざわざ高いローンを組むのは、老後まで払い続ける 負債=借金 を背負うことになるので、建てたい気持ちはあるものの、リスクを取ってまで建てるべきなのか悩んでいました。

メリット、デメリットを天秤に掛けて

それぞれ比較してみるとお金のリスクを軽減できれば、建てれる可能性が上がりそうだったので、家を建てるための3つの選択肢から家を建てるまでにかかる建築費用以外のコストも考えてみました。

建築費用と引越費用1回分はどのパターンも費用がかかるので除外して考えます。

①「私の実家の空いてる敷地に建てる」

・整地費用 100~200万くらい

整地費用を調べてみましたが条件によってまちまちのようですが100坪程度の土地で、一番費用のかかる山林だと坪単価1~2万円のようです。畑ですが平地なのでここまではかからないと思いますが高く見積もって、100~200万くらいとしました。

②「いまの家を建て替える」

・解体費用+仮住まい+引越費用1回分 170~250万くらい

+教室運営費 ピアノ教室収入6~8か月分

解体費用を調べてみると鉄骨造だと坪単価5~7万円のようです。建坪25坪だと125~175万くらいです。仮住まいは家賃6~8万ほどで6~8か月借りたとして35万~65万、そこに引越し代が1回分多くかかります。市内だと平均は10~12万くらいのようです。

トータル170~250万くらいですが、さらに建て替え中はピアノ教室が運営出来ないので6~8か月分の収入がさらにここにのってきます。

③「全く新しい場所に土地を買って建てる」 

・土地購入費 1000万以上

こちらは購入する土地にもよりますが、この地域で駅から離れた土地で最低で1000万くらいからあります。

やはり土地代がかからないのは大きい

それぞれ建築費用以外のコストを考えるとやはり土地と建物両方を買うのは、リスク度が上がってしまいます。

この中では一番コストがかからないのは①「私の実家の空いてる敷地に建てる」100~200万くらいです。やはり土地代が丸々浮いて、今の家に住みながら家を建てれるので、ピアノ教室も続けることが出来るなど、メリットが多く、家を建てるならやはり実家の土地に建てれることが大前提となりそうです。

それらを踏まえて両親と兄を交えて改めて将来のことも含めて家族で話し合いました。結果は実家に二ヵ所ある畑を兄弟で分けあうことになり、私は実家から道路を挟んだところを譲ってもらうことになりました。

土地を確保できることが決まったことで、ここから一気に家を建てるために動きはじめます。

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