いまの家のキッチンの色に飽きたので色を変えてみた

いまの家

我が家のキッチンは赤ですが、毎日見てると段々飽きてきました。元気が出る色ではあるのですが、反対に言えば落ち着かない色でもあり、他の家具との相性も気を使わないといけない色です。

今回は手軽に色を変えていこうと思います。

手軽に色を変えるには

キッチンは妻の母が気に入っている部分でもあるので、まずは許可を取ります。やはり元に戻せることが重要なので、カッティングシートを貼ることでいつでも元に戻せる状態にできます。

これなら説得しやすいです。元に戻せることを全面に押し出して妻の母から快諾を得れました。

色を決める

カッティングシートを貼るので色の種類は選ぶカッティングシートによります。今回は光沢具合など素材感も確認したかったので、ホームセンターに売っている物の中から選びました。

選んだ色は黒です。他の家具とも合わせやすいですし、後ろの食器棚が白なので暗くなりすぎることもなく、全体的に締まった印象になります。

必要な材料

  • カッティングシート
  • カッター
  • はさみ
  • ものさし
  • プラスチックゴムヘラ
  • 雑巾
  • 中性洗剤

カッティングシートは必要な大きさが取れるものを選びます。

カッターとはさみは必要なサイズに切るのに使います。

ものさしはカッターで直線を切るのに使用します。出きれば金属製のほうが良いです。

ヘラはシートを貼るときに使います。

針は空気の固まりが入ってしまうことがあるので、潰すのに使います。

雑巾はカッティングシートを貼る時にヘラでうまく空気が抜けないときに使います。

中性洗剤は汚れを落とすために使います。

カッティングシートを貼っていく

①貼る面をきれいにする

まずはしっかり貼れるように、薄めた中性洗剤で貼る面の油分と汚れを落とします。ちょっとした汚れの固まりが残っていると、カッティングシートを貼ったところが出っ張ったり、空気のダマが出来やすくなります。

②カッティングシートをカットする

カッティングシートをきれいに貼るためには、貼る面より大きくカットして巻き込むように貼っていく必要があります。今回は引き出しの全面の厚み1cmと余白1cmの合わせて2cmを引出し全面の上下左右に足した分が必要サイズです。

必要サイズより小さなサイズのシートを使うと継ぎ目に線が入るので出来れば必要なサイズが1枚で取れるサイズの物を使用します。サイズが合わない場合は、目立たない場所に継ぎ目が来るようにすればOKです。

必要サイズを計りカッティングシートに線を引いて、カッターやはさみでカットします。

③貼る位置を決める

裏のシートは剥がさずにまずは貼る位置を決めます。前後左右足りないところがでないように、しっかり位置を決めます。

位置が決まったらずれないように押さえつつ、裏紙を貼る方向から10cm位剥がして、接着面にかからないように裏紙を織り込んでからまずは真ん中の部分を貼ります。真ん中を貼ったら、そこを中心に外側に向けて貼っていきます。10cm分を大体貼ったら、また10cm分くらい裏紙を剥がしつつ同じ要領で貼っていきます。

④空気を抜くコツ

基本はは中心から外側に向けて空気を押し出すようにハの字で交互に押し出していくことです。

あまりにダマが多いときは少し剥がしてまた細かく貼り直していけば綺麗に貼っていけます。

それでもダマができた時は針で中心に穴を空けて外側から中に空気を押し出していってダマを完全に無くします。

⑤ヘラでうまくいかないときは雑巾で

ヘラはまっすぐなので細かいダマが出来てしまうときは使いずらいので、そんな時は濡れた雑巾を絞って拳より小さくなるよう丸く固めて強く押さえながら空気を抜いていくとやりやすいです。

⑥巻き込み部分をカットしてしっかり張る

カッティングシートの裏紙を全部剥がして、全面を貼り終えたら、今度はサイドから裏に掛けてはみ出した部分を巻き込んでいきます。

この際上下か左右どちらかを先に巻き込むのですが、巻き込んだ後に切り込みを入れないと、うまくきれいに貼りきれません。

また仕上がりをきれいにするには重なってしまう部分の片方を切って重なりを無くすとより綺麗に仕上がります。

後は金属の境目などは金属に沿ってカッターでキッチンに傷をつけないように慎重にカットします。

まとめ

この作業を繰り返していくと完成です。我が家のキッチンは対面式なのでよく見えるリビング側とサイドは貼りましたが、あまり見えないキッチン側は貼らずに赤のままにしました。

すべて貼る必要はないので、最初にどこまで貼るか決めておくとコストも押さえれます。

ビフォーの写真がキッチンだけ撮っているものが残っていなかったのですがどうです、だいぶ雰囲気が変わったと思います。

妻も大満足で、新しいキッチンを買ったようだと喜んでくれたました。飽きたら剥がせば元に戻りますし、また雰囲気を変えたければ、他の色のカッティングシートを貼り直すことも出来ますし、非常にコスパがよくて超絶おすすめですので気分転換にどうぞ。

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