住友不動産 IC打ち合わせ1回目 ⑤照明・スイッチ・コンセントの設備仕様を確認していく【スイッチ・コンセント編】

住友不動産

前回、照明の設備仕様の確認が終わったので、次はスイッチ・コンセントの設備仕様を確認していきます。

スイッチとコンセントの位置はかなり重要と考えています。完成後に後から位置を変更となると、費用がかかりますし、位置によっては移動出来ないこともあります。将来の生活をしっかりイメージすることが重要です。

これまでに4回ほど見直しを行い、理想の形になりました。

スイッチ

標準仕様のスイッチはpansonicのコスモシリーズです。こちらはすべてオプションでアドバンスシリーズに変更しました。

住宅用配線器具/Panasonic
住宅用配線器具/Panasonic

スイッチの位置はすごく重要なので初回の提案図面を見ながら、生活動線を辿って検討していきました。朝、夜のライフスタイルを図面上で再現してさらに外出、帰宅時の各自の動線を重ねてシミュレーションしました。

生徒さんの動線

生徒さんは正面の西側入口から出入りしてパブリックスペースを行き来します。
玄関、廊下は人感センサー付きの照明にしたので基本は朝から夜までONなので、人の移動に反応してオートでライトがつきます。

レッスンがある時間帯は洗面室の廊下側の引き戸は開けたままですので、スイッチ操作が必要なのはピアノ室とトイレのみです。
どちらも入口で操作できるので動線も問題なさそうです。

※図面にあるオレンジの点が自動点灯、イエローの点はスイッチ式で四角イエローのスイッチでつきます。

レッド点線:生徒さんの動線

妻の動線

帰宅動線は妻と私で動線が違います。妻は買い物をした帰りを想定して、より駐車場に近い勝手口から帰宅します。まず買い物を冷蔵庫とパントリーに収納します。そこからリビングのドアを抜けて廊下、洗面所、WICへと進んでいきます。
夜の帰宅でも、パントリーで点けたスイッチをリビング入り口で消して行くこともできます。廊下は自動点灯なのでそのままWICまで進めます。

外出動線は帰宅の反対の動線になるので、LDK入り口でスイッチを消して、最後にパントリーのスイッチを消して外出することになります。

※図面にあるオレンジの点が自動点灯、イエローの点はスイッチ式で四角イエローのスイッチでつきます。

レッド点線:妻の動線

私の動線

私の帰宅動線は玄関からになります。プライベートスペースである右側のシューズクローゼットから上がってそのままパントリーを抜けて廊下に出ます。

シューズクローゼット入って左側のスイッチをつけてパントリーに入ったらスイッチを消すアクションが必要になります。さらに一瞬ですが真っ暗なパントリーを抜けて廊下に出る必要がありますが、廊下の玄関から見えるところにはスイッチを作りたくなかったのと、ここだけのためにオートライトにはしたくなかったので、一瞬の暗さは妥協しました。スイッチを消す前に廊下との扉を開ければ問題ありません。

外出動線も帰宅の反対の動線になるので、廊下からパントリーに入ってスイッチを点けて、SCLから出るときにスイッチを消して外出することになります。

※図面にあるオレンジの点が自動点灯、イエローの点はスイッチ式で四角イエローのスイッチでつきます。

レッド点線:私の動線

その他の外出動線

あと他に考えられるの外出動線としてLDKから直接外出する場合です。LDKはリビング、ダイニング、キッチンでそれぞれ主要な照明を消せるようにスイッチを配置しました。

※図面にあるイエローの点はスイッチ式で丸囲いのスイッチでつきます。

キッチン側スイッチ
ダイニング側スイッチ
リビング側スイッチ

寝室や2階からLDKを経由して直接外出する場合の動線はキッチン前のスイッチでLDKのライトを消してパントリーを経由して外出します。

私は正面の玄関から、妻はパントリーの勝手口から出る動線ですが問題なくスイッチで消すことができそうです。

※図面にあるイエローの点はスイッチ式で四角囲いのスイッチでつきます。

レッド点線:LDKからの外出動線

就寝後のトイレまでの動線

あとは寝室からトイレまでの動線です。就寝後は基本電気を点けるつもりはありませんが、点ける必要がある時を想定して動線の行き帰りのスイッチの位置を検証します。

レッド点線:寝室からトイレまでの動線

※ちなみに就寝後はスポットライトは使用せずコンセントにつけれる無印の人感センサー付きライトを使用する予定です。

就寝後に明るい光を浴びると目が覚めるので今の生活でも無印の人感センサーと間接照明で目が覚めないようにしているので、新しい家でも同じような生活スタイルをする予定です。

ニッチ

キッチン横のかべにニッチを作って、スイッチや操作パネル類を寄せ集めていたのですが、いろいろなところに分散して無くすことに成功しました。

当初は便利に使えるようインターフォン、給湯機、パントリー照明、リビング照明のスイッチや操作パネルをキッチン横のに集めて、ニッチに入れて目立たなくするつもりでした。

ただニッチの仕様を決めていくとだんだん、気になる部分が見えてきました。壁紙の巻き込みによる剥がれやすさ、ニッチに入る棚の太さなど理想とするものがなくどうしようか悩んでいた時に、そもそもニッチをなくせないのかを考えるようになりました。

操作パネルは目立たない位置に分散し、スイッチも今あるところに集約することで結果ニッチをなくせました。

やっぱりないほうがすっきりです。

ニッチあり
ニッチなし

コンセント

標準仕様のコンセントもpansonicのコスモシリーズです。こちらもオプションでアドバンスシリーズに変更しました。さらにベットサイドとカップボード上のコンセントはSO−STYLEの横長タイプにしました。

住宅用配線器具/Panasonic
住宅用配線器具/Panasonic

まずは間取りに普段使うであろう家電を書き出していきます。そこから各部屋のコンセントの位置と数を割り出していきました。

黄色は普段、電子機器をつかうであろう範囲です。この周辺にはコンセントが必要になってくるので、元からコンセントを用意するか、延長コードをどこからのばしてくるかを事前に考えてコンセント位置を追加しました。

必要家電の位置

まとめ

「⑤照明・スイッチ・コンセントの設備仕様」の照明計画が決まったので、次回は「⑥建具・造作カウンターの内部仕様」を確認していきます。

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