前回、敷地調査と地盤調査の報告書を頂き、土地にかかる費用も大まかにわかってきました。今回主要な設備を決めていけば見積もりがある程度はっきりしてくるのでじっくり仕様を決めていこうと思っていましたが、予想外の展開になってきました。
来月からの値上げ
いよいよ見積もりをいただくことができました。その際の説明で月末に大幅な値上げを予定しており、来月以降では、いまお伝えしている予算では難しいとのことでした。
月内で契約を結べば値上り前のいまの坪単価を適応できるので、もし契約を決めるなら月内でお願いしたいそうです。この時点で2022年6月上旬で残り1ヶ月もない中でのお話でした。
坪単価の値上がりについて
家を探し始めた当初は、ウッドショックとコロナ禍が重なり、住宅建築費用も少しずつ上がり始めていたころでした。私たちもいろいろな住宅メーカーにお話を聞く中で坪単価が上がっていっていることは把握していました。中には坪単価3万くらい一気に上がったところもあり、今後も上がっていくことは予想していました。
それでも私たち夫婦は多少上がることよりも、終の住処として自分たちが本当に必要なものが何かを追及して、納得いく住宅会社を選んで建てるという方針を決めていたので、気にしていませんでした。
住む家もあったので、私たちには時間だけはあると思っていたので、ゆっくり時間をかけて調べ尽くそうとしていただけに1ヶ月もない中で本当に選べるのか、まずは冷静に考えてみました。
現時点での候補
この時点では住友不動産、住友林業、一条工務店で検討していました。ただ一条工務店はオリジナルキッチンが妻の好きなデザインではなかったので、キッチンハウスを入れることになるので、値段が上がりコストメリットが下がってしまうのと、外観などデザインの自由度で他の2社との差を感じていたので、実質、住友不動産か住友林業の2社になっていました。
そのほかにも気になる工務店やデザイン建築事務所などもあり、今後検討していこうとしていました。
今考えられる選択肢をつぶしていく
考えられる選択肢は3つです。
①そもそも値上がりは気にしない方針だったのですべて出そろうまで待つ
当初はそのつもりでしたが現時点で候補の2社ですが、私達がやりたいことはどちらでも叶いそうです。さらに提案に関してどちらも魅力を感じており、どちらで建ててもある程度満足できると感じています。
であればわざわざ値上がりしてから選ぶのではなく、値上げまでに検討すべきです。
②住友不動産、住友林業以外の選択肢を検討して比較する
2社以外の気になる工務店やデザイン建築事務所ですが、デザイン事務所には妻もモデルハウスに寄ったりしてみましたが、デザイン料が高いという問題がありますし、工務店は探せば同じ条件で値段を抑えて作れるところはあるかもしれませんが、信頼できる工務店を見つけるという点ではすぐに見つけるのは難しいです。
前に検討していた工務店Aのようにいつ撤退するかもわかりません。そういう意味でも大手2社は安心です。
見つけても選択肢が増えるだけなので、現状の2社で選んでも影響はありません。
③住友不動産、住友林業に絞って比較する
あとは、2社で比較するなら期日までに比較検討できる状態に持っていく必要があります。期日までに間取りを確定させて両社に対して必要な設備や仕様を入れて見積もりをもらう必要があります。期日に間に合うかは分かりませんが、やれないことはなさそうです。
仕様を決めていく
そうなったら仕様を出来るだけ決めていきます。幸い住友不動産と住友林業で同時に進んでいたので必要な仕様はほぼ決まっています。
追加でお伝えしたのは下記です。
・リビングドアはガラスドア
・お風呂はバックマリオンドア
・キッチンハウス
・キッチンハウスダイニングテーブル
・キッチン冷蔵庫の壁にエコカラット
・防犯ガラス
・寝室のシャッター
・太陽光パネル
・床暖房
上記以外のお風呂、洗面台、床、天井、窓、ドアなど、金額の変わりそうな仕様はすべてショールームのサンプルを見ながら決めていきました。
住友林業ではプロパンガスですが、電気とガスの併用で見積もっていただきました。都市ガスより高いのですが有事の際にガスが使えるのは強みですし、いったんガス併用で仕様を決めました。床暖もガスを使用したタイプでもちろんおすすめの乾太くんも入っています。
これで入れたいものはすべて入れたので、後から追加になる部分は極力減らせました。
間取りの修正
伝えていた要望。
・リビングにある客間
ダウンフロアーへ変更
・収納
天井収納の追加
提案内容
頂いた間取りです。
※私の手書きイメージです
客間もダウンフロアで、キッチンの冷蔵庫の横の廊下の上に屋根裏収納が追加してあります。
屋根裏収納が増えた分、収納に余裕がでました。
まとめ
今回は間取、仕様、外観、外構とすべて確定させました。これらを踏まえてお見積りを作成していだきます。欲しいものはすべて最大限盛り込んだので、あとは出てきた見積もりから不要なものを削除して予算に合わせていきます。
次回は、住宅の構造や機能性を体感できる住宅展示場へ案内いただき、最終見積もりをいただきます。
コメント